■「究極のコンサルタント養成講座」受講生に聞く - 四ッ柳 茂樹さん

究極のコンサルタント養成講座 受講生の声(中小企業診断士、起業コンサルタント) 福島先生のセミナーを受講して

株式会社OCLの四ッ柳さんは、2007年に弊社主催の「究極のコンサルタント養成講座」に参加されました。
四ッ柳さんは、転職・就職と同じように、「起業」を選べる社会の実現を目指して精力的にコンサルティングや講演をこなされています。
2009年11月には「あたりまえだけどなかなかできない 起業のルール」を出版され、最も人気と実績を持つ、起業コンサルタントのお一人となられました。
今回は、四ッ柳さんに、コンサルタントとしてのお考えとともに、講座のご感想をお聞きしていきます。


もくじ 
  1. 難しいことを分かりやすく
  2. ガツン!とやられたのは5回目
  3. アドバイスを言っていい立場になる
  4. 初対面のクライアントと接するときに
  5. 自分自身も変わった
  6. 仲間とのつながり
  7. 遠くを見よう

■難しいことを分かりやすく

--- 本日はよろしくお願いします。まずは、四ッ柳さんのお仕事について教えてください。

はい。私は起業支援を専門にコンサルティングや講演をしています。

就職や転職だけでなく、起業という選択肢が当たり前になる世の中になれば、もっと日本が元気になると思ってやっています。

--- 経済産業省後援の起業家支援組織である「ドリームゲート」のアドバイザーとしても、ずっと相談件数No.1だったそうですね。

そうですね。私が気をつけているのが、難しいことを分かりやすく教えるということなんです。だから、相談しやすかったんだと思います。だから、会社名もOCL(オシエル)なんです。

 

■ガツン!とやられたのは5回目

--- そうなんですか、面白いですね。では、受講のきっかけを教えてください。

知人が、「この講座、面白いよ」と教えてくれたのが、「超人気コンサルタント養成講座」でした。

2時間聞いて、その時は連続講座を「受講しようか、どうしようか」と悩みました。

でも、自分なりにレベルアップしたいと思っていましたし、福島先生の考え方がどこから来るのか、とても興味があって参加しました。

福島先生のお話は以前にもお聞きしたことがありましたが、改めて「あんな風にできたら良いなぁ」と思ったんです。

一番の決断の理由は、一緒に帰った友人の女性が「どうしようかな」と迷っていて、彼女の言う「受けない理由」に反論している自分に、「あ、自分は参加したいんだな」と気づいたからですが(笑)

結局、彼女も一緒に受講することになりました。

 

--- そういうことがあったんですね。知りませんでした。実際に講座を受講してみていかがでしたか?

これは、自分が講義を受け取るキャパシティが小さかったからなんですが、実は、4回目ぐらいまでは、「ふ〜ん」という感じでした。「自分はできている」と思っていたんです。

ところが、ガツンとやられたのが5回目の講義でした。

実際に現役の経営者にお越しいただいて、受講生みんなでメンタリングを行ったのですが、その時に自分が選ばれるようにと渾身のアドバイスをしたのですが、一番に選ばれたのが、最初に話した彼女だったんです。

自分は選ばれず、彼女がどうして選ばれるんだ?!って、すごく衝撃的な経験でした。

彼女のアドバイスを読ませてもらうと、まったく自分と違っていて、「自分が今までやってきたことはなんだったんだ・・・」とさえ思いました。

今となっては良く分かるのですが、この時には、「アドバイスしてやろう」、「自分だからこそ書けることを書いて、相手に貢献したい」という押し付けの気持ちがあったんですね。

でも、その時には分からなくなって、結局、最後の講義まで分からないまま終わりました。
「いったい、この講座で学んだことを、どう活かせばいいんだ・・・」という感じです。

 

■アドバイスを言っていい立場になる

--- では、講座はあまり意味がなかったのでしょうか・・・?

いえいえ、その時には分からなかったのですが、徐々に分かるようになって来ました。

大きな気づきは、ドリームプランプレゼンテーション(ドリプラ)2008のドリームメンターをやらせてもらったことがきっかけです。

※注)
  ドリプラは福島先生が主催されている夢のプレゼン大会
  ドリームメンターというのは、そのプレゼンターのアドバイザー(メンター)となる役割

最初はプレゼンのストーリーを作る方向に向かっていかないプレゼンターにガンガン言ってしまいました。
そうやって言ってしまう人が多かったこともあって、プレゼンターが追い込まれて、落ち込んでしまったんです。

どうしたらいいかわからなくなったのですが、それからあまりアドバイスをしなくなりました。

一方で、アドバイスをしてもプレゼンターが落ち込むことなく、熱心に聞いてもらえる人もいました。

この違いは何だろう?と、ずっと観察してた結論が、福島先生の言う「誰が言うかが問題」ということでした。

それで、アドバイスを言う前に、「アドバイスを言ってもよい立場になる」ということを意識するようになりました。

そこから、講座の内容を思い出して、福島先生のおっしゃっていたことを復習しました。

最初とは見違えるくらいプレゼンターとの関係も良くなって、最終的にはアドバイスが言えるような関係になっていました。

もちろん、まだ、奥が深いとは思っていますが。

 

■初対面のクライアントと接するときに

--- それはすごい変化ですね。

そうなんです。

これは普段の仕事でも活かせています。
初対面のクライアントと話すときに気をつけることは、自分なりの進め方が定まってきました。

それによって、長い付き合いのクライアントが増えてきました。

もちろん、まだまだだとは思いますが、手ごたえは感じています。

講座も良いですが、ドリプラのドリームメンターを経験されることは良いですよ。
オススメですし、私もできる限り毎年やりたいと思っています。

■自分自身も変わった

--- 良いですね。ドリプラは参加しているだけで楽しいですからね。他には何か変化はありましたか。

そうですね、自分自身も変わったと思います。

これは何故かは分からないのですが、他人に対して自己開示ができるようになりました。

今まではあまりプライベートなことは他人には言わなかったので、すごい変化です。

スタッフに対しての接し方も変わりました。
今は「それ、感じ悪い」とか、本音で話せるようになりました。

今までは、「我慢していても顔に出てる」(笑)と言われてたんです。

 

■仲間とのつながり

--- なるほど〜。そういう変化もあったんですね。

講座を通じて出会った仲間とのつながりも大きいですね。

今までは、どちらかというと一人で何でもやっていたのですが、仲間ができたことで、長期的にいろんな人と関わってやっていきたいと思うようになりました。

さっきも、ちょうどドリプラで一緒だった方からコンサル案件の電話がありました。
以前なら、一人で入り込んで成果を出したいと意気込んでいましたが、今は力を貸せるところは貸しますが、他のメンバーの出番の時には自分は引っ込んでいようと思います。

そういう関係で仕事ができるのが良いですね。

■遠くを見よう

--- では最後に、これから講座を受講する方にメッセージをお願いします。

そうですね。
これは、実際に私が勧めて受講された社労士の方に言ったことなのですが、「遠くを見よう」ということです。

短期的に何かを達成しようと思ってガツガツしている方には、この講座は合わないと思います。

長期的に成果を出していこうと思われる方には、本当にお勧めです。

一生が変わっていくと思います。

本日は、どうもありがとうございました!


※ 取材日時 2009年10月
株式会社OCL
「究極のコンサルタント養成講座」