価値創造コラム:「コミュニティからのイノベーション」
正しいブレインストーミングで、
成功する事業アイデアを生み出す [7]
■アイデア出しの実施
ここでは、ブレインストーミングの「 4つのルール」に従って、自由に意見を出し合います。
参加者から出されたアイデアは、黒板やホワイトボード、大きな模造紙などに書き出していきます。付箋を使うのも便利です。参加者全員が見えるような場所に書き出すことが重要です。
アイデア出しはとても頭を使い、疲れる作業ですので、 30分〜1時間が限度です。
ノっている場合は構いませんが、アイデアが出つくしたという感じがしたら終了させましょう。
また、あくまでもこのステップは自由な発言で盛り上がることが大切ですので、発言の順番を決めるような進行はやめましょう。
馴染みの薄い人ばかりが集まってのブレインストーミングの場合は、その中で率先して意見を述べることに抵抗がある人もいることでしょう。
そういう場合を考慮して、事前や最初に個人個人でその問題についてブレインストーミングしてもらうこともあります。各人でアイデアをひとつずつ紙に書き留めたものを提出してもらい、それを全部貼りだして、みんなで検討してゆく、という手法も有効です。
もし、ブレインストーミングしていく最中に、どうもテーマからずれているような感じがしたら、司会者はもう一度原点に戻り、テーマを明確化する必要があります。
テーマを再度確認できたら、ブレストを再開させましょう。
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