価値創造コラム：「コミュニティからのイノベーション」
正しいブレインストーミングで、
成功する事業アイデアを生み出す ［8］
■アイデアの絞込み・具体化
最後に、出された多くのアイデアを分類していきます。
この際、否定的に分類していくのではなく、肯定的に分類していかなくてはなりません。
ここでいう「否定的」とは、前述の 4つのルールの「批判厳禁」で書いたような物の考え方です。「これでは無理だよ」「予算が足りない」「前例がないからOKがでないよ」等・・・。
分類し、グループ化されたアイデアを、それぞれもう一度よく考え、更に良いアイデアがでないかと考えます。
そして、いくつかにグループ化されたアイデアを選ぶ作業になります。
選び方として、多数決や投票などがありますが、その際に相手を中傷したり、批判的な意見を述べるやり方をしないように気をつけなければなりません。
また、最終的にはひとつだけのアイデアを選ぶことになりますが、ブレインストーミングで出された多くのアイデアには、今後出てくるだろうと思われる問題を解決する手がかりとなるものがたくさんあると思います。
ですので、選んだアイデア以外は、捨ててしまうのではなく、メモやメンバーの頭の中に残しておきまましょう。
前ページ＜ １ 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ＞ 次ページ
■ビジネスコンセプト構想力〜価値を生み出すアタマの使い方
■コミュニティ型マネジメント〜チームをまとめるには？
■自立型マインドセット〜経営者マインド・起業家精神とは？
|
